防災用のバッグを選ぶなら両手が自由になり、体への負担も少ないリュックがベストです。
そこで本記事では「防災用リュック」として活用できるものをいくつかピックアップしてみました。
防災用ですから何かあってからでは遅いです。自分に合う防災用リュックはどれか?その選び方も同時に見ていきましょう!
防災用リュックの選び方
「防災用リュック」の選び方として特に重要だと思うポイントを解説していきます。
①本体は軽いものがいい
防災グッズをパンパンに詰め込めば当然重量が増して持ち運びも大変です。しかし災害時は何があるかわからないので必要なものは極力入れておきたいところ。
っとなれば、本体を軽いものしておく必要があります。ただしその分詰め込める容量が小さくなるので「何人分なのか?」「必要なものは何か?」をチェックしておく必要があります。
軽いものだと缶ビール1本分ほどのリュックがあります。
②収納ポケットは多い方がいい
例えば嵩張るものを外側に装備できるペットボトルホルダーがあるものはメインエリアのスペースが確保できるので非常に便利。その分防災グッズを詰め込めます。
小物ポケットが多いものなら細かいものを整理できるので、すぐ取り出したい時に便利。ポケット数がどれぐらいあるのか?というのも考えて選びましょう。
家族で使う場合は、ガッツリ収納用と、小物仕分け用の二個使いもあり。
③防災リュックは30ℓ前後が目安
これ以上大きいものだと荷物を詰め込んだとき持ち運びが大変。災害時は瞬時に行動しないといけないのにリュックが重くて動けない・・・では本末転倒ですよね。
防災リュックはだいたい30ℓ前後が目安ですが、体の小さい人、女性や子供は体に合わせてサイズ選びしましょう!
反対にプロレスラーのようなガタイのいい人ならガッツリ大容量リュックでもかまいません。というのも災害時は一週間分が理想とされています(最低でも三日分は用意しておきたい)
④値段より機能性を重視する
防災用に使うリュックですから、高けりゃ災害時に役立つというわけでもありません。
災害時にちゃんと活躍してくれる機能が備わっているかどうかが大事です。
例えばショルダーベルトをズレないようにするストラップがあるのとないのとでは体へのフィット感が違います。
こういうやつ
自転車やバイク移動時などアクティブな動きに対応してくれます。
他にも折り畳み傘の収納スペースがあったり、ショルダーベルトが太く疲れない工夫がされているものなど。
数万のリュックと、1000円ちょっとで防災機能が充実したリュックなら絶対に後者を選ぶべきかと。
防災用リュックおすすめ4選
①本体は軽いものがいい
②収納ポケットは多い方がいい
③防災リュックは30ℓ前後が目安
④値段より機能性を重視する
上記「選び方」の番号と一致した数で「★」を追加し評価します。つまり★の数が多いほど「防災用リュック」としての条件が揃っているということ。※品質自体の評価ではありません。
どの「選び方」と一致したかは「選び方一致番号」をご参照ください。
※商品画像をクリックするとamazon販売ページへアクセスします。
※推定容量は横×縦×幅で算出した単純な値です。生地の厚み、形、仕様により実際の容量とは異なる場合があります。
※「詳細を見る」をクリックするとスクロールします。
おすすめ5選すべての詳細を見る
「サイズ/重さ/素材/特徴/評価/原寸サイズ比較」など具体的な詳細を見ていきましょう。
2018年にニューモデルとして誕生した容量33ℓのガッツリリュック(目安としては3泊できる容量)
fa-thumbs-o-up特徴の詳細
通勤・通学用、防災用、スポーツ用、旅行用など、使えるシーンが多く、B4サイズに対応。容量だけじゃなく、細かい整頓が出来るペンホルダーやキーフック、メインエリアへ取り付けできる巾着も付属しています。またフロント部にファスナー式のポケットと、サイドにはストレッチが利くペットボトルホルダーを装備。背面には通気性の確保と、衝撃吸収のために設置されたメッシュパネルが体へフィット感を与えてくれます。コールマンというアウトドアでは有名なブランドですから全体的な評価も高い。
※一回り小さいサイズに25ℓタイプがあります。
機能性で言えばトップクラスか?防災用として非常に優秀なリュック
fa-thumbs-o-up特徴の詳細
通常使用も問題ないデザイン性があります。
このリュックの凄いところが「7つの便利ポケット」で、小物の仕分けがしやすい上にメインエリアは十分な容量を備えています。ペットボトルは両サイドのペットボトルホルダーへ収納でき、折り畳み傘はフロントの専用ホルダーへ。嵩張るものを外側に配置することでメインエリアの収納スペースを確保するという仕様。
ので、防災用だけじゃなく、ある程度の容量が必要になる旅行用やスポーツ用にも使えるかと。また、アクティブな動きにも対応できるよう体の前でショルダーベルトを留めるストラップ付き。体にフィットしてくれます。
ざっくりですがポケットの位置がこちら。
実際にどれほど入るのか?という実験をしてみましたが、余力を残して2人分の防災グッズが収納できるという結果に。
以下の記事では実際の実験様子をまとめています。ご参考ください。
(リュックの詳しい解説と、どんなものが入ったのか?など)
コーデュラナイロンを採用した耐久性のあるリュック
fa-thumbs-o-up特徴の詳細
その耐久性とシンプルさから防災用リュックに選ばれることも多い。また耐久性だけじゃなく「背負いやすさ」もポイント。ショルダーベルトの幅が7cmと太めで身体にフィットするようにカーブし肩疲れを軽減してくれます。収納性はというと、至ってシンプル。フロント部に大きめの小物エリア、内部にオープン式のポケットを装備し、小物を細かく仕分けしたい人には不向きですが、シンプルが好きで、一つのエリアにドン!と入れたい人にはおすすめです。
リュック自体の重さがサッカーボール1個分程度と軽量なのでたくさん詰め込めるのもポイントです。
余分なポケットがない究極のシンプルリュック
fa-thumbs-o-up特徴の詳細
防災リュックとしても活用でき容量は普段の持ち物に加え、着替え一式や防災グッズ一式などが収納可能。メインエリアはA4サイズに対応し、フロントのサブエリアはマチ付きでゆったり使用することができます。また素材にはコーデュラ(通常ナイロンの約7倍)という強度の高い素材が使われているので耐久性もあります。