バッグ・カバンには「トート」や「ショルダー」など種類別に呼び方がありますよね。
背中に背負うもの、手で持つもの、肩に掛けるものと様々です。
本記事では「メンズバッグ(カバン)全9種類の種類と特徴」を解説していきます。
一体バッグ・カバンにはどんな種類があり、どんな特徴があるのか?また失敗しないバッグ・カバンの選び方も見ていきましょう。
目次
バッグとカバンの違い
バッグとカバンって一緒じゃないのか?と思うかもしれませんが、実は違います。
意味が違うということじゃなく、どちらを優勢に呼ぶかの違い。
失敗しないバッグ(カバン)の選び方・注意点
これから新しいバッグを探すという方はすでに自分の中にざっくりとした「こんなのがいい」というイメージはあると思います。
あとはお気に入りを見つけるだけ。例えばデザインやカラー、機能性や容量など。
しかし使ってみて「なんか違った…」と思ったことありませんか?
ここでは失敗しない選び方・注意点をいくつかピックアップして見ていきたいと思います。
失敗しない選び方は失敗するパターンを見るとよくわかります。
機能性で選ぶ~注意点
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通勤通学で使う場合、バイクや自転車移動だったとしましょう。ショルダータイプならハンドフリーで便利!っということはなく、真横に来てむしろ邪魔です。バイクや自転車移動の場合はリュックなど背負えるタイプの方が邪魔になりません。自分が選ぼうとしてるタイプ(形)は「何に使うのか?」を確認しておきましょう。
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小物ポケットが多く整理のしやすい機能性で選んだのに「容量が足りない」というパターン。機能性も大事ですがそもそも入れたいものが入らなければバッグの意味もないので「何を入れるのか?」を確認しておきましょう。
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ビジネス用にノートPCが入るバッグを購入。しかし入るだけでクッション性はなく不安定、傷付き最悪故障の原因となります。ノートPCやタブレットといった精密機械を守ってくれるクッション性の高い専用ホルダーがあれば便利です。
デザインで選ぶ~注意点
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現物を見ずに選ぶ場合は要注意。例えばイメージ画像では自分の思ってたデザインや色でも現物は「異なる場合がある」ことを考えておきましょう。デザインで選ぶ場合は口コミを見たり実際販売店へ足を運び現物を見ておくことも大事です。
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バッグ単体では気に入ったとしても普段着ている服装に合わなかったという盲点。自分が普段どんな服装(ジャンル)なのかを意識しておきましょう。
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デザイン性を意識し過ぎて容量や機能性を考えていなかったパターンです。「あれ?デザインはいいけど全然入らん…」とか「持ちにくい」や「重い…」など、これも盲点です。ある程度「何に使うのか」「何を入れるのか?」も考えておきましょう。
素材で選ぶ~注意点
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本革(レザー)だから長持ちする!と何も考えず使っていたら数年で使えなくなることもあります。というのも本革は確かに丈夫というイメージはありますし、実際に丈夫です。しかしそれは「しっかりケアをしていた場合」の話。例えば雨に濡れてそのままにしておけばすぐ傷んでしまうことも。本革の取り扱いにはある程度の知識は覚えておきたいところです。
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合皮(フェイクレザー)のわりに高級感あって価格も安い!っで選んだものの数か月でボツ。そもそも合皮に長期間を望んではいけません。合皮は素材の特性上使用頻度が多ければ必ず劣化するもので、反対に本革は扱い方さえよければ10年は持つと言われております。
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撥水加工されている素材でも「バッグ全体ではない」場合が多い。例えば前面と底面だけという場合や、メイン開閉部が密封されてないものならその隙間から雨に濡れてしまう場合もあります。防水であっても油断禁物ということ。
大容量で選ぶ~注意点
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勉強道具も仕事道具も何でも入る大容量で選んだものの荷物が重すぎて疲れるというパターン。当然容量が増えればたくさん詰め込めて便利ですがその分重量が増えてしまうというのも忘れがち。対策するとしたら「バッグ自体の重さを軽いものにする」や、手持ちタイプなら「ショルダーが装着できるもの」にするなど。これである程度軽減できるかと思います。
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容量が大きくなればその分重さも増える、となれば「耐久性」も必要です。例えばある程度容量のあるボストンバッグでペラペラなナイロン素材だと小荷物には耐えても大荷物ではどうか?というところ。何を入れるか次第ですが容量で選ぶ場合は「どんな素材」かも確認しておきましょう。
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大容量というだけで中身を整理できなければバッグの中でぐちゃぐちゃになります。すぐ取り出したいのにどこにあるかわからない…ということがないよう小物ポケットの数や整理のしやすさもある程度考えておきましょう。
セキュリティー性で選ぶ~注意点
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旅行用のキャリーバッグでよくあるパターンですが「空港で鍵が壊される」場合があります。というのもアメリカでは同時多発テロ以降厳重なセキュリティチェックが行われるようになり、空港で預けた荷物はすべてX線調査され不審物と判断されたものは中身が確認されます。その際、鍵が施錠されていたら「破壊」されてしまい、泣き寝入りするしかありません。ですから必ず預ける前に「鍵を開けて」預ける必要があるわけですが、このままではセキュリティー面の不安もありますよね。そこで登場したのが「TSA(Transportation Security Administration)ロック」というもの。これは空港で「鍵を施錠したまま」預けることができるためセキュリティー面を重視する人におすすめです。現在アメリカ空港(ハワイ、グアム、アラスカ、サイパンも含む)で採用されていますが今後ヨーロッパでも採用されていくかと。
※海外旅行時のみ
バッグ(カバン)の種類/特徴【全9種】
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トートバッグ
容量 |
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持ち運びやすさ |
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トート(TOTE)とは「持ち運ぶ」という意味で元々は氷の塊を運ぶために作られたものです。
持ち手が2本あり、形は台形。大きめの荷物が収納でき出し入れもしやく実用性の高いバッグになります。肩にかけたり、手でもったりと持ち方は自由。
素材はキャンバス生地、ナイロン、なめし革が多い。
またビジネス用からカジュアル、きれいめなファッションと、さまざまなコーデに合わせられるオールラウンダーで、男女両方から人気を集めています。
トートバッグは大きく目立ちやすいためアイテムカラー(アウターやパンツなど)に合わせると馴染みやすい。
ボディバッグ
容量 |
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持ち運びやすさ |
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斜めがけで一本のベルトで持つバッグになります。
ボディバッグはショルダーバッグの改良版みたいなもので、ショルダーよりも小さくそしてスリムなボディにしましょう!ということで生まれたのがこれ。
ショルダーのように本体が揺れることなく体にそってフィットするので持ち歩きが非常に便利。
荷物が多い女性より荷物が少ない男性に需要があり、見た目も男性っぽい野生感があります。
普段少量の荷物でしたらボディバッグがおすすめ!
ボストンバッグ
容量 |
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持ち運びやすさ |
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底が長方形になっていて、2本の持ち手があります。収納力だけならトップクラスで、短期出張や旅行、スポーツの着替え用として使用されることが多い。
ボストンバッグの由来は実に単純「アメリカのボストン大学生が使っていたから」というシンプルなもの。言葉に意味はなく和製英語になります。
ちなみにアメリカではボストンではなく"クラブバッグ"と呼ばれるのが一般的。
クラッチバッグ
容量 |
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持ち運びやすさ |
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ベルトはなく直接持つ小型ハンドバッグです。
元々は女性がポケットのないドレスを着た時に化粧品などを入れておくために作られた女性のパーティー用バッグでしたが、男性が持っても馴染みやすいデザインが登場し徐々に浸透していきました。
ちなみに大きめのバッグに入れて「バッグインバッグ」ができるということでセカンドバッグとも呼ばれています。
一昔前では怖いお兄さんが持つものというイメージもありましたが、現代のクラッチバッグはコーディネートが寂しいときのアクセサリー感覚で使うことができ「怖い」イメージから「お洒落」なイメージを持つ人が多くなっています。
ただしクラッチバッグは「片手がふさがる」「疲れる」「容量が少ない」など難点が多く利便性は低い。
その分持っているとお洒落に対して周りと差をつけられるメリットがある。
ショルダーバッグ
容量 |
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持ち運びやすさ |
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ショルダーとは「肩」という意味で、このバッグは肩からさげるタイプになります。そのため両手が自由になり需要度は高い。
ビジネス、カジュアル、旅行時の移動用など様々なシーンで使用でき、こちらも男女両方から人気を集め最近では「トートバッグにショルダーストラップ」「ボストンバッグにショルダーストラップ」と2WAYタイプのものが多く出回っています。
しかし弱点は子供っぽいところ。素材をレザー系にすると大人っぽさが向上しますよ♪
リュックサック(バックパック)
容量 |
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持ち運びやすさ |
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リュックサック、またの名をバックパックとも呼びます。どちらも同じ意味でバックパックは英語、リュックサックはドイツ語になります。
持ち方は両肩で背負い両手は完全ハンズフリー。体に触れる面積が多いので負担も少なく収納力もあるから普段使い、旅行時など老若男女問わず人気が高い。
最近街で見かけるのがバカでかいリュックサックを背負った外国人。リュックサック一つで旅にでる人たちを「バックパッカー」と呼び、リュックサックのサイズが大きければバックパックと呼ぶこともあります。
難点は背中に背負う分、ものをサッと出したいとき、いちいち肩からおろさないといけないのが少々面倒。
それを除けば使い勝手は最強か…?
ビジネスバッグ
容量 |
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持ち運びやすさ |
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サラリーマンがもってるバッグと言えば伝わるでしょうか。
スマートに書類が取り出せる仕様だったり、自立するものだったりと、ビジネスパートナーとしてサポートしてくれるバッグです。いや、実用的で機能性が高いことからカバンと言うべきか。
ビジネスバッグも多種多様でクラシックなアタッシュケースや自転車用のビジネスリュック、カジュアルよりなトートバッグもレザー製の高級感あるものならビジネスシーンで対応できます。
キャリーバッグ
容量 |
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持ち運びやすさ |
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大型のバッグで主に旅行などに使われます。
英語圏では車輪がついたケースをトロリーバッグやトロリーケースと呼び、他にもホイールドバッグとも呼ばれる。
日本ではキャリーバッグという呼び名が浸透していますね(正しくはキャリアーバッグ(carrier bag))
こちらはファッションよりも機能性で選ぶことが多く、基本的に収納容量が大きければその分値段も高くなります。
便利なものになれば開閉がファスナーになっていて行きはコンパクトに、荷物が増えたら容量を増大させられるものもあります。
サイズ選びについては次の計算式を使うと大体の目安がわかる。
「使用する日数×10ℓ=必要な容量(ℓ)」
例えば5日間の旅行なら
5日×10ℓ=だいたい50ℓ必要ですよ~ということ。
サコッシュ
容量 |
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持ち運びやすさ |
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サコッシュとはフランス語で「袋」という意味です。
もともとは自転車ロードレースで補給されるドリンクを入れておく袋として使われるバッグでしたが、最近ではファッションの一部として使われることが多くなっています。
容量は見ての通り必要最低限のものが入るぐらいです。軽くて薄いのが特徴で、その"気軽さ"から人気を呼んでいる。
まとめ
トートバッグ | |
特徴
トートとは「持ち運ぶ」という意味。大きめの荷物が入る実用性あるバッグ。 |
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容量
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持ち運びやすさ
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ボディバッグ | |
特徴
斜めがけの一本ベルト。体にそってフィットするから持ち歩きが非常に便利。 |
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容量
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持ち運びやすさ
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ボストンバッグ | |
特徴
短期出張や旅行に便利。底が長方形になっていて抜群の収納力がある。 |
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容量
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持ち運びやすさ
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クラッチバッグ | |
特徴
腕が疲れるなど持ち運びは不便。しかしちょっとしたお出かけには最適。 |
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容量
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持ち運びやすさ
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ショルダーバッグ | |
特徴
ショルダーとは「肩」という意味。肩からかけるタイプで両手が自由になる。 |
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容量
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持ち運びやすさ
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リュックサック | |
特徴
容量や運びやすさが総合的に高い。持ち運びも疲れない肩で背負うバッグ。 |
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容量
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持ち運びやすさ
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ビジネスバッグ | |
特徴
仕事で使うバッグ。実用的で機能性が高く、目的がはっきりしている。 |
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容量
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持ち運びやすさ
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キャリーバッグ | |
特徴
旅行用のバッグとして使われる。「使用する日数×10ℓ=必要な容量(ℓ)」でサイズを選ぶ。 |
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容量
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持ち運びやすさ
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サコッシュ | |
特徴
フランス語で「袋」という意味。容量は少ないものの気軽さはナンバー1。 |
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容量
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持ち運びやすさ
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