ボストンバッグの「特徴/種類/用途/選び方」を簡単に解説していきます。
特徴…ボストンバッグとは、どんなバッグか?
種類…バッグに使われる素材の特徴。
用途…ボストンバッグの使い道や機能性。
選び方…失敗しない選び方の基本。
目次
ボストンバッグ特徴
ボストンはどうして「ボストン」と呼ぶのか?というと由来は単純「アメリカのボストン大学生が使っていた」から、それだけです。ボストンという言葉に意味はなく和製英語として広まっています。ちなみにアメリカではボストンバッグではなく「クラブバッグ」と呼ぶのが一般的。
さて、特徴はと言うと底部が長方形になっていて2本のハンドルで持ち運びます。ほとんどのボストンバッグにはショルダーが付属されていて大荷物を持ち運ぶため専用のバッグと考えていいでしょう。
またスーツケースでは大き過ぎ、リュックでは容量が足りない、その中間の容量で出張や修学旅行、スポーツの着換え用としても重要が高いでしょう。ですが、近年では大き過ぎず小さ過ぎないスリムな「シャレオツボストン」なるものも登場しファッション性も重視されてきています。
素材も様々で「軽量なナイロン素材」や「長持ちする本革素材」など幅広く、それぞれ用途別に選択することができ、デザインやカラーも豊富です。
ボストンバッグの特徴/その他詳細
容量 |
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持ち運びやすさ |
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容量
国内旅行ならボストンバッグ一つで十分な容量です。また着替えを入れるスポーツ用にも需要が高い。リュック以上~スーツケース未満といったところ。
持ち運びやすさ
ハンドルで手持ちかショルダーにして持ち歩くので長時間の移動は大変です。特に力のない女性や子供は自分に合う容量(サイズ)を選ぶようにしましょう。
ボストンバッグの種類
ボストンバッグの種類は「素材」に目を向けてみましょう。ここでは代表的な素材をピックアップしてみました。
素材別にそれぞれどのような特徴があるのか?解説していきます。
本革素材
・天然素材で寿命が長い。
・合皮に比べ高値。
・独特な高級感がある。
・使うほど味が出てくる。
・小さい傷は自然に直る。
・合皮より重い。
・雨に弱い。
合皮素材
・本革に似せた人工素材で寿命は短い。
・本革に比べ安値。
・本革に比べ加工しやすくカラーが豊富。
・耐久性が高い。
・撥水性が高い。
エナメル素材
・艶やかな光沢感がある。
・防水性が高い。
・手間がかかるので革より高値。
スエード素材
・子羊や子牛の皮の内側を起毛させた素材。
・独特の暖かみがある。
・滑らかな肌触り。
・汚れがつきやすい。
・ブラッシングケアが必要。
キャンバス素材
・帆船の帆に使用されている生地。
・太い糸で縫った厚地の布。
・耐久性が非常に高い。
・水を通しにくい。
ナイロン素材
・ソフトな触り心地。
・摩擦に強い。
・汚れがつきにくい。
・生地が軽い。
・静電気が起きやすく熱に弱い。
・裏地によく使われる。
ポリエステル素材
・通常ナイロンよりも強度がある。
・弾力性がある。
・シャリっとした肌触り。
・水に濡れてもすぐ乾く。
・保型性がありシワになりにくい。
・裏地によく使われる。
バリスティックナイロン素材
・通常ナイロンより5倍の強度がある。
・防弾ジョッキの素材と同じ。
・水を弾き、水を通さない。
・長期間使用できる。
コーディラナイロン素材
・通常ナイロンより7倍の強度がある。
・耐水性がある。
・長期間使用できる。
ボストンバッグの用途
ボストンバッグの代表的な「用途や機能性」について解説していきます。
2~3泊程度の小旅行に最適
ボストンバッグと言えばガツンと収納できる大容量バッグ。1泊できる容量は約「10L」ですが、ボストンバッグの容量は20L~50L程度あり、大きいものでは70Lを超えるものも。旅行に必要な衣類などを持ち運ぶには十分な容量でしょう。また旅行用の場合重量が増えるのでショルダーベルトは必須です。※だいたいのボストンバッグはショルダーベルト付属ですがないものあるので要確認。
ただ小物ポケットは他のバッグに比べ少ないデザインが多く、旅行時は小物類の整理にトート、ボディバッグといったサブバッグと併用することをおすすめします。財布を出したりハンカチを出したりと小回りが効くので必ず役立ちます。
スポーツ用としても需要が高い
開閉部が大きく開くので「どさ!と入れて、さくっと取り出せる」いい意味で雑に扱えるためスポーツ用にも適しています。機能面ではスポーツで使うシューズ専用の収納スペースがあったり、マナーが大切なゴルフではフォーマルな雰囲気に合う高級感あるボストンバッグもあります。
スポーツ用ボストンバッグを選ぶ上で抑えておきたいポイントとしては
「雑に扱っても耐えられる耐久力はあるのか?(素材など)」
「機能面はどうか?(シューズなどの収納スペース)」
「その場の雰囲気に合うのか?(フォーマルな場所など)」
に注目して選んでみましょう♪
短期出張用なら軽い素材を選ぶ
容量がある分本体重量も増え、さらに衣類などの大荷物…となればアクティブに動き回ることが予想される短期出張では「軽い素材」がおすすめです。軽い素材というと「ナイロン素材」あたり。また屋外が多い場合は雨に濡れても表面を吹くだけでいい撥水加工を施したものもおすすめ。
ただ商談を伴う短期出張の場合、あまりカジュアル過ぎない方がいい。となると「本革」がおすすめですが、オール本革は非常に重いので「ハンドルなど一部が本革でボディはナイロン」というハイブリッドタイプなら軽量で且つ高級感ある雰囲気を出してくれるでしょう。
旅行のサブバッグに使うなら折り畳めるもの
柔らかい素材で折り畳めるボストンバッグは旅行のお土産入れや、急に荷物が増えたときのサブバッグとしても使うことができます。素材は「ナイロン」か「キャンバス」あたりなら折り畳みやすくおすすめです。というかレザーは硬いので必然的にナイロン、キャンバス素材から選ぶことになります。
また海外旅行や長期間の旅行では常に何があるかわかりません。主にキャリーバッグを使用すると思いますが、保険としてバッグインバッグでボストンバッグを常備しておけば急な荷物増量があっても対応でき旅の安心感も違ってきます。
小中高の修学旅行用に使える
修学旅行と言えばやはりドラム型のボストンバッグ。ロールボストンとも呼ばれています。修学旅行はほとんどが国内ですし修学旅行程度の宿泊数ならちょうどいいサイズかと。
選び方のポイントは1泊の目安が10Lであるため「何泊の修学旅行か?※2泊なら目安は20Lなど」と、行き帰りとではお土産などの荷物が増えるため「想定したサイズよりも少し大きめ」が無難で、持ち歩きが予想されるため「取っ手は持ちやすいもの」で「ショルダーベルトは必須」です。
また素材に強度あるバリスティックナイロンやコーデュラナイロンが使用されているものがおすすめで一つもっておけば長期間使うことができ安心感もあります。
失敗しないボストンバッグの選び方
失敗しない選び方の基本は大きく分けて以下の二通り。
- 用途別に選ぶ方法
- 人気ボストンバッグランキングから選ぶ方法
では二つの要点をまとめます。
用途別に選ぶ
「何に使うのか?」「何を入れるのか?」っと「用途(目的)を明確」に決めておくことで失敗のリスクを減らすことができます。例えば、旅行用に使う場合は「何泊するのか?」で、それに合う容量のものを選んだり、スポーツ用に使いたい場合、屋外なら撥水加工されているものや、シューズのような嵩張るものでも収納できる専用スペースの有無など。
当サイトでは用途に適したおすすめボストンバッグをいくつか紹介しています。用途に対する選び方や評価もわかりやすく解説していますのでご参考ください。
人気ボストンバッグランキングから選ぶ
人気ランキングで上位なものは評価が高く、レビューも多い。つまり「人気がある」ものはそれだけ「良質」ということです。
選び方の流れは以下の通り。
「本当にランキング上位の評価なのかを見る→レビューを確認する→自分に合うものかどうか決める」
評価やレビューは思いがけない利点や欠点がわかる参考材料になるので失敗のリスクを減らすことができます。注意点としては「評価が高い」「レビュー数が多い」からといって「自分に合うかどうか?」をしっかり確認しておかないと失敗する原因になるので必ず「使用目的」をはっきりさせ、自分にとって最適なものを選ぶようにしましょう♪
そこで当サイトでは独自の市場調査に基づき、評価の値やレビューを参考にランキング形式で人気ボストンバッグを抽出しています。人気上位なものは「人気の理由」が必ずあります。ご参考ください。