空港で大事な荷物を預ける際はしっかり施錠して、預けたいもの。
しかしアメリカ空港(ハワイ、グアム、アラスカ、サイパン含む)を利用する際は「開錠」して預けないといけません。※X線で不審物があった場合施錠していると切断、破壊され調査されます。また切断、破壊による内容物の破損や紛失は泣き寝入りするしかない。そういう決まりです。
そんな時活躍するのが「TSAロック」
TSAロックは施錠したまま空港に預けられるのでセキュリティー面では大いに活躍してくれます。
なぜTSAロックは施錠したまま預けられるのかはこちらの記事をご参考ください。
本記事ではそんなTSAロックが搭載されたセキュリティーに強いキャリーケースをいくつかピックアップしてみたいと思います。
これからアメリカ空港を利用する方、頻繁に利用する方は必見。
キャリーケースの選び方
「キャリーケース」の選び方として特に重要だと思うポイントを解説していきます。
①セキュリティー面に強いのはフレームタイプ
キャリーケースのタイプは大きく分けて二つ。開閉部が金属の「フレームタイプ」と、開閉部がファスナーの「ファスナータイプ」があり、セキュリティー面に強いのはフレームタイプになります。
ただフレームタイプは重く、マチアップ機能(容量を拡大する機能)もありません。また小さい荷物でもいちいちケースを全開にしないと入れられないというデメリットもあることを覚えておきましょう。
というわけでフレームタイプは「セキュリティー面を強化したい人」におすすめです。
②女性なら機能充実なファスナータイプがおすすめ
ファスナータイプはフレームタイプに比べセキュリティー面に劣りますがメリットは多い。
例えば「本体が軽い」「容量を拡大するマチアップ機能がある」「小さい荷物ならケースを全開にしなくても収納できる」など女性にとって嬉しい機能が満載です。
力の弱い女性なら本体は軽い方がいいですし、比較的荷物が多い女性は容量を増大できるものは便利。また大勢がいる中でケースを全開にしなくても小さいものなら入口を少し開けるだけで収納できます。
というわけでファスナータイプは「女性はもちろん、国内旅行用としても使いたい人」におすすめです。
※マッチアップ機能のイメージ図
③1泊10ℓを目安にサイズを選ぶ
だいたい1泊するのに必要な容量は「10ℓ」が目安になります。例えば3泊するなら「10ℓ×3=30ℓの容量」が必要で、7泊といった大型旅行なら70ℓを目安にします。ただし荷物の多い少ないは人それぞれですから普段人より多めだと思うなら「目安より少し大きめ」を選ぶようにしましょう。
また旅行で忘れがちな「お土産を入れるスペース」も確保しておかないといけません。長期間の旅行ならお土産分はもちろん、想定外に増える荷物もあるので常に"余力"は残しておきたいところ。
サイズ選びは「旅行する期間」を目安に、荷物が多い人は「目安より少し大きめ」さらにお土産分のスペースも空けておくことが大事です。
④耐衝撃性に強い素材がいい
キャリーケースは空港や機内で雑に扱われることが想定されます。自分が気をつけていても雑に扱われたケースはどんどん傷つき、破損の原因になったりと、安心はできません。
ボディは耐衝撃性に強い「ABS樹脂」や、さらにその5倍強いとされる「PC樹脂(ポリカーボネート)」が使用されているものだったりフレームタイプなら「深溝フレーム」を採用しているものがおすすめです。※深溝フレームとは開閉部の溝をわざと深くし外部からの衝撃を守ります。
またボディの傷が気になる方は「エンボス加工」という表面に凹凸加工が施されているものを選びましょう。ただし光沢感はなくなるので見た目を気にする方は鏡面のケースがおすすめ(鏡面は傷つきやすく、目立つので要注意)
⑤デッドスペースが無いものはたくさん収納できる
デッドスペースとは「活かされていない空間」という意味で、その空間に入るであろう荷物が入らない内部形状のものもあります。これもったいなくないですか?同じサイズであっても収納できる容量が少なくなるのは避けたいところ。
選ぶとしたら可能な限り「インナーフラット」で、無駄なく荷物を詰め込めるものがおすすめ。
キャリーケースは大容量が醍醐味ですから無駄なくたくさん入ったほうがいいに決まっています♪
TSAロック付きキャリーケースおすすめ5選
①セキュリティー面に強いのはフレームタイプ
②女性なら機能充実なファスナータイプがおすすめ
③1泊10ℓを目安にサイズを選ぶ
④耐衝撃性に強い素材がいい(ABS樹脂やPC樹脂)
⑤デッドスペースが無いものはたくさん収納できる
上記「選び方」の番号と一致した数で「★」を追加し評価します。つまり★の数が多いほど「TSAロック付きキャリーケース」としての条件が揃っているということ。※品質自体の評価ではありません。
どの「選び方」と一致したかは「選び方一致番号」をご参照ください。
※商品画像をクリックするとamazon販売ページへアクセスします。
※推定容量は横×縦×幅で算出した単純な値です。生地の厚み、形、仕様により実際の容量とは異なる場合があります。
※「詳細を見る」をクリックするとスクロールします。
おすすめ5選すべての詳細を見る
「サイズ/重さ/素材/特徴/評価/原寸サイズ比較」など具体的な詳細を見ていきましょう。
弾力性とセキュリティーに強いキャリーバッグ
3500~5400g
ポリカーボネート100%
特徴
- ファスナータイプに比べセキュリティーは安全。
- ファスナータイプに比べ雨に強い。
- ポリカーボネートを100%使用し頑丈な作り。
- キャスターや深溝フレームなど消耗・劣化する部分が強化されている。
- 屋外で開けても仕切り板で中身が見えにくくなっている。
- TSAロック搭載。
評価(4) |
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おすすめ度 | 80% |
選び方と一致したもの | ①セキュリティー面に強いのはフレームタイプ ③1泊10ℓを目安にサイズを選ぶ ④耐衝撃性に強い素材がいい(ABS樹脂やPC樹脂) ⑤デッドスペースが無いものはたくさん収納できる |
fa-thumbs-o-up特徴の詳細
優れた弾力性を持ちショックを変形して和らげてくれるポリカーボネートを100%使用し、ABS樹脂より頑丈な作りになっています。消耗の激しい後輪キャスターは60mmの大型で走行の安定性に優れ、劣化の激しい開閉部のフレームは深溝フレームを採用し雑に扱われる空港や飛行機内でケースを安全にガードしてくれます。
内装は中仕切りを両側に1枚装備し、片方は中身の見やすい小物専用のメッシュポケット、もう片方は内部を見えにくくする仕切りがありプライバシーに配慮された作りになっています。またデッドスペースが無いので荷物をたくさん収納するのに便利です。
また世界基準施設「TSAロック」を搭載しセキュリティー面も充実。
(TSAロックとはアメリカの空港(ハワイ、グアム、サイパンを含む)で中身を検査する必要がある場合TSA職員のスーパーツールで開錠し、検査後は施錠されるロックシステムのことです。通常キャリーケースはロックを開錠し預けますが、TSAロックは施錠したままでも預けることができます)
大人が乗っても大丈夫な柔軟性のあるキャリーケース
3000g~4900g
ABS+PC素材
特徴
- 大人が乗っても大丈夫な柔軟性がある。
- 本体が軽い。
- 耐衝撃性の強い素材を使用。
- ハンドルの高さが調整できる。
- 荷物が増えても安心なマチアップ機能付き。
- TSAロック搭載。
評価(4) |
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おすすめ度 | 80% |
選び方と一致したもの | ②女性なら機能充実なファスナータイプがおすすめ ③1泊10ℓを目安にサイズを選ぶ ④耐衝撃性に強い素材がいい(ABS樹脂やPC樹脂) ⑤デッドスペースが無いものはたくさん収納できる |
fa-thumbs-o-up特徴の詳細
軽量で耐久性のあるABS素材に、ABSでは難しい鏡面をPC素材で透明性を向上させています。ハンドルの高さは4段階固定で身長に合わせて調整することができ、コーナープロテクト(本体の角をガード)と縦横どちらの方向でも持てるハンドルを装備。またマチが4cm(約15%)広がるマチアップ機能を搭載し旅先で荷物が増えても安心の仕様です。内装は荷物が詰め込みやすいインナーフラットで仕切り板が一枚。中身が見えるメッシュの小物ポケットがあります。
ファスナータイプで女性でも運びやすい軽量キャリーケース
fa-thumbs-o-up特徴の詳細
フレームタイプと比べ800g~1200g軽い。
鏡面加工のような美しい光沢はありませんが、表面にあえて凹凸をつけ傷がつきにくいマット加工が施されています。空港や機内でぶつけやすい消耗品ですから傷が気になる方にはおすすめ。またファスナータイプお得意のマチアップ機能で荷物が増えたら容量を6cmアップすることができます。
収納面においてはデッドスペースをなくしたインナーフラットですっきり収納でき2枚の仕切りとバンドで構成されています。小物エリアはメッシュポケットで小さい荷物の管理もすぐにチェックできる仕様。
全7サイズ(1~14泊)16色選べるキャリーケース
3900~6700g
鏡面加工/ポリカーボン配合ABS樹脂
特徴
- ファスナータイプに比べセキュリティーは安全。
- ファスナータイプに比べ雨に強い。
- 開閉部が壊れにくい深溝式アルミフレームを採用している。
- 中身に仕切り板があるので荷物崩れしない。
- 小物ポケットがメッシュで見やすい。
- TSAロック搭載。
評価(4) |
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おすすめ度 | 80% |
選び方と一致したもの | ①セキュリティー面に強いのはフレームタイプ ③1泊10ℓを目安にサイズを選ぶ ④耐衝撃性に強い素材がいい(ABS樹脂やPC樹脂) ⑤デッドスペースが無いものはたくさん収納できる |
fa-thumbs-o-up特徴の詳細
深溝式アルミフレームを採用し開閉部を強化。これは空港などで雑に扱われフレームの開閉部分が閉まらなくなる問題を解決するため、溝を深くし耐久性をアップさせています。
収納エリアはデッドスペースをなくした凹凸のない平坦な構造で2枚の仕切り板とバンドがありケース内の整理整頓、荷物崩れの防止に役立ちます。不意にケースが開いても中身が見られることもありません。収納ポケットは「ハンガーフック」と中身が見える「メッシュポケット」を装備し小物の整理も万全です。
※MINI、SS、S、MS、M、ML、L(MINIの詳細は省いてます。)
超軽量のファスナー式キャリーケース
fa-thumbs-o-up特徴の詳細
「SSで約2.7kg」「Sで約2.8kg」「Mで約3.4kg」「Lで約4.1kg」と女性の力でも持ち上げることができます。表面はエンボス加工で傷汚れがつきにくく、素材にはヘルメットなどにも使われる耐衝撃性に強いABS樹脂と表面をツルツルにしてくれるPC樹脂が使われています。内装はシンプルですが凹凸があります。小物エリアはメッシュポケットで整理したものを見やすく収納可能。